我が家が「親子で英語多読」を始めて2年ほどになります。
思い返せば、子供が6歳半になった時に「新年の抱負」として「親子で英語多読」をしようと目標を立てました。
当初の目的は子供が「英語の本を一人読みできるようにするため」だったのですが、今では単純に「英語に触れる時間を確保」するために続けているという感じです。
あとは、英語絵本を読むタイミングとして「寝る前」が多いので「入眠儀式のひとつ」でもありますね。
欲を言えば、子供ひとりで英語の絵本をどんどん読んでほしいのですが、なかなか現実には難しいですね(;^ω^)
でも「本好きな子」になっているのは間違いないので、いつか(高学年くらいなったら?)ひとりでもドンドン読んでくれると信じています。
・・・実は、今まででも回数は少ないですが「今日はボクが読んでみる」と言って自分で読んだこともあったんですね。
初見ではなく私が読んだことのあるお気に入りの本とかですけど。
でも基本は「読んで~」が多いですね・・・(^▽^;)
ま、日本語の本も小学生になってひとり読みをするようになりましたが、今でも「これ、読んで~」と言ってくることがあります。
自分でも読めるけど、読んで欲しいみたいですね。
母語の日本語でもこんな感じなので、英語の本に関しては焦らずボチボチひとり読みするようになればいいか!と思うことにして「親子で英語多読(という名の読み聞かせ)」を続けていこうと思っています。
ちょっと前置きが長くなりましたが・・・
今回の記事では、親子で英語多読の進め方として、我が家では実際どのようにしているのかを書いてみたいと思います。
親子でする英語多読に興味がある方はよかったら参考にしてみてくださいね~^^
親子で英語多読の進め方とは?我が家の場合
親子で英語多読の進め方|手順
我が家がやっている「親子で英語多読の進め方」は以下のとおりです。
- 図書館から子供が好きそうな英語絵本を借りてくる
- 家のリビングに借りてきた絵本を置いて子供の興味を引く
- 子供が「読んで~」を言った絵本から読み聞かせしてあげる
1つずつ詳しく説明してみますね~。
1.図書館から子供が好きそうな英語絵本を借りてくる
我が家では、基本「図書館」を利用しています。
私が住んでいる市の図書館には「英語多読コーナー」のある図書館が市内に数館あるのでそこを利用してますね。
週末など子供を連れていって読みたい本を一緒に選ぶこともありますが、基本は私がひとりで行って子供が好きそうな本を選んでいますよ~。
(もちろん、期待に反して全く子供が食いつかないことも多々ありますが・・・(;’∀’))
でも「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」精神で、とにかく「冊数」を多く借りる感じですね♪
ちなみに私が行っている図書館では一度にマックス「12冊」まで「2週間」借りられるんですよ~。
とは言え、1冊のボリュームが多すぎると2週間で12冊も読み切れないことがあるので貸出期間を「延長」することも多いですね。
*他の人の「予約」が入っていなければ「2週間」延長してそのまま本を借りていられるんです
とにかく「絵本を選ぶコツ」としては「今、子供が興味を持っていること」に関する絵本を選ぶってことですね。
親が「読んでほしいなぁ~」っていう絵本を選んではいけません!
例えば、親子で英語多読を始めたばかりの頃、息子(6歳)は恐竜にドはまりしていたので「恐竜関連の絵本」をメインに借りてきました。
(最初に図書館から借りた絵本)
もちろん、12冊全部が恐竜関連にすることはできなかったですけど、子供が好きそうなもの・興味がありそうなものをなるべく選びましたよ。
2.家のリビングに借りてきた絵本を置いて子供の興味を引く
借りてきた英語絵本ですが、それをまず何も言わずに家のリビングなど子供が目にしやすい場所にポンッと置いておきます。
子供なのですぐに興味を示して自分から絵本をパラパラとめくってみたりするはずです。
うちの子も小学校から帰ってきて新しい絵本があると、私がわざわざ「新しい本借りてきたよ~」なんて言わなくても自分で手に取っています。
もちろんすぐに手にする日もあれば、少ないですが全くスルーの日もあります。
もし万が一、スルーされても私は放置をしています。
だって、強制になったら楽しくないですもんね。
あくまで「子供が自分で興味を示す」まで何も言わないように・・・を心がけている感じです。
でも子供って意外と新しいもの(いつもないもの)が突然あると気になるみたいで、帰宅してすぐに手を取らなかったとしてもしばらくすると開いていたりするんですよね。
もし全く手にとらない場合は、単純に読みたい絵本じゃないんだと思います。
その場合、我が家では無理強いをせずに1ページも開かずに返却しています。
図書館に行った労力が~(T-T*)ウウウ と思うこともありますが、子供の気持ち優先なので。
3.子供が「読んで~」を言った絵本から読み聞かせしてあげる
借りてきた本をどれから読むかは「子供が決める」ようにしています。
難易度とかシリーズものだと話のつながりとか大人は気になったりしますけど、そんなことより子供が「今、読みたいもの」を読んであげるほうが楽しく続けられるし、結果、本好きになってくれて、いつかは自分で読むようになってくれるかなと思うからです。
続けていたら英語力アップにもなりそうですしね。
読むタイミングとしては、基本は「寝る前」にしていますね。
ベッドで一緒にゴロンとしながら、子供が眠るまで読んであげている感じです。
もう完全に「入眠儀式のひとつ」となっているみたいで、子供はベッドに入るとすぐに「絵本、読んで~」と懇願してきます( ´艸`)
ぶっちゃけ自分も疲れていて「絵本の読み聞かせをする気分じゃない!!」って時もありますが、こんなふうに甘えてくれる時間ってあと何年あるんだろう?今しかないから楽しもう!と気持ちを切り替えてる感じですね。
「読んで~」と言われなくなるほうが嫌なので、もう少し親は頑張ります!
親子で英語多読の進め方|気を付けていること
ここからは、親子で英語多読を進めるにあたって「気を付けていること」もまとめておこうと思います。
- 楽しく続ける
- 子供の興味を優先(興味を示さない本は読まずに返却)
- 理解度をテストしない
基本はこの3つです。詳しく説明しますね♪
1.楽しく続ける
「英語多読」とは英語で Pleasure Reading (楽しみのための読書)と言いますが、ずばり「自分の関心のある分野で、楽しめる本を読む」ことなんですよね。
なので、子供が楽しく続けられるためにどうしたらいいかをいつも考えるようにしています。
具体的には「恐竜がブームなら恐竜の絵本を探してあげる」「食いつきの悪い本は無理して読まない」などですね。
2.子供の興味を優先(興味を示さない本は読まずに返却)
1とかぶる部分もありますが、もしせっかく借りてきた本を子供が興味を示さなかったとしたら、子供の興味を優先して読んでいなくてもその本は返却しています。
わざわざ借りたんだけど~と思うこともありますが、それは親の勝手な都合なのでグッと我慢です。
「これ、名作だから読んで(聞いて)ほしいなぁ~」と思う本でも興味がなさそうだったら諦めます。
だって、興味がない時って耳に入ってないですもん。
お互いにとって、時間の無駄&苦しい時間になっちゃいます(T-T)
3.理解度をテストしない
たま~ですが、借りてきた絵本を読んでいて「あれ、これちょっと英語むずかしくない?」と思うこともあります。
ですが!
「ここ、どういう意味か分かってる?」とは子供には絶対に聞きません。
これを言った瞬間に子供は「テストされている気分」になって楽しい時間が一瞬で壊れてしまうはずだからです。
大人だって、何かを楽しんでいる時にちょっと分からないところがあったとしたとして、その時に「ここ、どういう意味か分かってる?」って逐一チェックされたら嫌じゃないですか?
楽しいものも楽しめないみたいな。
ですので、子供の理解度を確認するようなことは絶対にしないようにしています。
でーすーがー。
時々、ばあばや親戚が家に来た時に英語絵本が目につくところに置いてあると、「これ読んでるの?意味わかる?」って子供に聞いていることがあるんですよね。
「やめてくれ~!!」っていつも思ってます・・・(-_-;)
親子で英語多読の進め方とは?我が家の場合|さいごに
今回は、親子で英語多読の進め方として、我が家ではどのようにしているのかをまとめてみました。
「親子で英語多読」も結局は親が「裏方」となって頑張らないといけない部分がたくさんありますが、子供が喜んでくれると自分もすごく嬉しいものです。
正直、図書館通いも大変だし、アマゾンで良さそうなものを探すのもメンドクサイ時はあります(;^ω^)
でもでも、今やっておけば必ず後から「続けておいてよかった~」と思うはずなので、もう少し頑張ろうかなぁと思ってます。
ちなみに、今は基本「図書館」を利用しているのですが、子供がすごーく気に入った絵本は買ってあげて繰り返し読んだりもしています。
アマゾンやメルカリで「中古」を探すと結構お得に買えたりするのでおすすめです!
そうそう、英語多読を本格的に始める前(1歳~5歳くらいまで)はお得な「セット絵本」や「500円くらいの英語絵本」をよく買ってましたね。
また別の記事で「年齢別」に読んでいた英語絵本についてまとめてみようかな?