少し前に、息子(6歳)に聞かれました。
「nailって日本語でなに?」
突然だったので、私は「ん?ネイル?爪のこと?」と少し考えていると、息子は続けて「トントンって叩いて使うやつ〜」と言ってきました。
「ああ、クギのことね。nailってそっちのやつね。」と思い、「クギって言うよ。」と教えてあげました。
すると「クギ?クギ、クギ…」となぜか呪文のように繰り返す息子。
おそらく初めて聞く日本語だから一生懸命覚えようとしていたのだと思います。
(確かに、息子はまだ釘で何か作ったりしたことないので・・・)
このように(時々ですが)、英語子育てをしていると、日本語より英語が先行している単語が出てきたりします。
どうしてこうなるのかというと、DVDやYoutubeまたは絵本に出てきた英単語をそのまま英語で覚えるのですが、実生活(日本語での生活)でまだ聞いたり見たりしたことがないものだったりするとこうなるようですね。
ま、考えてみたら当たり前のことなんですけどね。
そういえば、息子がまだ3歳の頃、譲ってもらったDWEの絵本に fishing(釣り)のお話があったんですね。
そのお話で息子は fishing(釣り)や river(川)という言葉を覚えたのですが、このふたつを「日本語」で息子に言うと理解してくれない!ということがありました。
今では、息子がある言葉の「英語」を知っていて「日本語」を知らないというのは珍しくないのですが(もちろん、その逆もあり)、この3歳のときの「fishingとriverは分かって、釣りと川は分からない」という英語が先行している状況になったのは初めてだったので、結構、衝撃的だったのを覚えています(*‘∀‘)
そして、これを機に「釣り」と「川」という日本語の語彙を3歳の息子は習得することができたんですよね。
英語子育てをしていると「英語から日本語の語彙を増やす」こともできるんだなぁと思ったエピソードでした^^