英語子育てをしている立場として、ドキッとするタイトルに思わず手に取った1冊です。
読んでみると、筆者は「英語を子どもに教えること」を否定しているわけではなく、ネイティブらしい発音で話せるようにさせるよりも話す内容つまり話の中身が大切であり、コミュニケーション・スキルを身に付けさせることが重要だと言っています。
それには母語で論理的思考ができることが前提であるとのこと。
母語(ここでは日本語)で論理的に考えて分かりやすく説明ができなければ、第二言語(ここでは英語)では同じように話すことができない。
全くその通りだと思います。
よかれと思って始めた英語子育てによって息子がセミリンガル(母語も外国語も中途半端な状態)になってしまうことが一番怖いので、言語習得だけを目的とするのではなく、論理的に考える思考を身に付けたり、感性を磨いたりすることも大切なんだと再認識しました。
さらには基本的生活習慣や人生をより良く生きる力もしっかりと身につけさせてあげたいなぁと思っています。(よくばりかな?)
でもピグマリオン効果じゃないけど、「この子ならできるはず!」と子供を信じてあげることも大切ですよね。
「英語を子供に教えるな」を読んで色々と考えさせられました。
少し古い本ですが、英語子育て・英語育児に興味のあるママさんは一度読んでみると面白いと思います^^